ジュニアNISAの仕組みはお子様の将来のためにあります。

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ジュニアNISAの仕組みって一体どうなってるの?

仕組みを確認する人

ジュニアNISAとは2014年から始まっていたNISAの未成年版とも呼べるもので、株や投資信託などで資産運用をした際に得た利益を非課税で受け取ることができる特別口座とも呼べるものです。

しかし様々な期限やルールなどがありますので、ジュニアNISAの仕組みをご紹介していきたいと思います!

ジュニアNISAの仕組みを分かり易く解説!

まず前提として覚えておきたいのがジュニアNISAは非課税枠が通常のNISAよりも少なく年間80万円までとなっています。

♦非課税枠の仕組みは?


まずは非課税枠の仕組みについてご紹介していきますが、基本的には通常のNISAと変わりはありません。

非課税枠というのはNISA口座内で株などを買い付けした場合の“元本80万円”までが対象となります。

もしも買い付け後に株価が下がり80万円を下回ってしまったとしても非課税枠が回復するわけではありません。

1年の中で80万円までの投資が非課税の対象となるわけです。

また未使用の非課税枠を翌年などに繰り越すことはできません。

♦非課税の期間は最大で5年間!


ジュニアNISAを利用した株式の配当金などは買い付けから最長で5年間は非課税対象となります。

5年を過ぎた場合には翌年の非課税投資枠に回すかもしくは課税ジュニアNISA口座などに移管することになります。

また途中での株の売却などはいつでも可能となっております。

18歳までに払い出しをすると課税対象に!

ジュニアNISA口座内での資産は名義の本人が18歳以上にならないと払い出しなどを非課税で行うことはできません。

♦途中での払い出しは遡って課税


もし18歳未満でジュニアNISA口座の資金を払い出しする場合には、全解約つまりはジュニアNISA口座の廃止をする必要があります。

これを行うと今までジュニアNISAで受けてきた利益などを遡って計算をし、その金額に対する課税をされることになります。

ですが災害などによるやむを得ない払い出しに関しては非課税が適用されます。

♦目的は将来に向けた長期投資


ジュニアNISAとはそもそもの目的の一つとして将来的なお子様に向ける資産運用のための制度として設立されました。

0歳~19歳の間の中で非課税での資産運用を行っていくことで長期的で効果的な資産形成を行っていくのが目的のため、18歳までの払い出しは課税対象というリスクを設けているわけですね。

ジュニアNISAを利用してお子様の未来を明るく!

ジュニアNISAは非課税での資産運用を行うことができ、お子様の将来のための長期的で効果的な資産形成を行っていくことができます。

世帯としての非課税枠が広がるという考え方ももちろんありますが、主な目的はお子様の資産形成のために役立てるというほうが正しいでしょう!

お子様の明るい未来のためにもジュニアNISAをしっかりと利用してみてはいかがでしょうか?

私がお届けしました!

オオノトシノリ
旅人ライター@ちょいおじさん
最近はすっかり都内で落ち着いていますが、全国をあちこち旅して来ました。
今は投資のことやライフハックなど、自分が興味を持ったことを発信していきます。

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ジュニアNISAのQ&A
ジュニアNISAは、年間80万円までの非課税投資枠を得ることができる非常におトクな制度です。大事なお子様のためにジュニアNISAを活用した学費の投資を利用すると考えたら、制度の細かい部分も理解しておきたいところです。
そこで、この“ジュニアNISAのQ&A“では、「学資保険とどちらがおすすめ?」「証券会社を選ぶ基準は?」などといった、ジュニアNISAの制度に関するよくある質問にお答えしていきます!ジュニアNISAの概要を見ても分からなかったこと、少しでも疑問に思ったことがあれば、こちらを参考にしてください。