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投資って怖い?ジュニアNISA初心者のための投資解説!
2016.03.29
NISAとは株や投資信託による資産運用において非課税での取引を行うことができる証券会社の特別口座みたいなものですが、未成年が利用できるジュニアNISAも同じく非課税での資産運用を行うことができます。
通常の口座でファンドなどの取引を行う際には税金がかかりますが、ジュニアNISAであれば非課税のため確定申告をする必要がありません!
ジュニアNISAは初心者でも投資がしやすい!
初心者に限らず一般的な投資のイメージは 失敗すると大きな損失があるという、少々マイナス寄りなイメージが強いかもしれません。
確かに投資には株などの買付けした金融商品の値下がりや、多額のお金を短時間に動かすため判断力が問われるなどのリスクがあることは否めません。
しかし実のところそのような数分単位で大きな金額が動くのは、 デイトレードや FX などごく一部の短期投資と呼ばれる投資形態だけです。
対してジュニアNISAと相性の良い長期投資であれば、商品を売り買いするタイミングもゆっくりで、その分落ち着いてじっくりと考えることができます。
ジュニアNISAの場合は基本的に一度商品を買ってから 5年は寝かせておくタイプの長期投資で運用します。そのため
デイトレードのように分刻みで商品の売り買いを判断する必要はありません。
従って投資に不慣れな初心者であっても、焦らずじっくりと売買のタイミングを判断することができます。
またジュニアNISAは 80万円までと限度額が決まっています。決まった限度額の枠内で投資ができるので、その分お金を使い過ぎることがなく初心者にも安心です。
このようにジュニアNISAはゆっくり判断できる長期投資で運用すれば良いので、投資初心者の方にもおすすめの制度であると言えるでしょう。
ジュニアNISAではどの金融商品を選ぶべき?
さてジュニアNISAは長期投資タイプとわかったところで、次にジュニアNISAはどの金融商品と相性が良いのかということも知っておきましょう。
まず思い出して欲しいことは、ジュニアNISAは株式や投資信託の利益が非課税になるというメリットです。
投資で損が出てしまうと非課税のメリットを受けられなくなるので、できるだけ 損が出にくい投資を選ぶ必要がありますね。
金融投資には株 / FX /投資信託などいろいろありますが最もお勧めなのは 投資信託です。
投資信託はファンドと呼ばれることもあります。投資信託は複数の投資先に分散してお金を投資するので、投資したお金が無くなってしまうことはほぼありません。また複数の会社に分散して投資することで、全体の値動きを把握しやすくなります。
投資信託は株やFXよりも安全度が高く、初心者にもおすすめの投資であると言えるでしょう。
またバランス型のファンドであれば、リスクを許容範囲に抑えて安全性を重視しながら利益を狙う事ができます。
またターゲットイヤー型と呼ばれるファンドならば、子どもが成長するまで年数がかかるうちは積極的にリターンを狙い、口座から引き出せる年齢が近づいたら安定重視でいくという利便性の高い運用ができるでしょう。
逆にたとえまとまった資金があったとしても一気に投資するのはお勧めできません。
ジュニアNISAでは長い間目で見て少額ずつの積み立て投資が向いていると言えるでしょう。
ジュニアNISAはどの証券会社を選ぶべき?
ジュニアNISAの口座開設でお勧めなのは手数料が安いネット証券です。
なぜなら長期投資をする上で手数料はとても大事な要素だからです。利益に直接影響するといっても過言ではないので、他の金融機関よりも圧倒的に手数料の安いネット証券を選ぶのが一番無難でしょう。
代表的なところでは<SBI証券>/<楽天証券>/<カブドットコム証券>/<マネックス証券>がお勧めです。
株をやるなら別ですが投資信託だけなら一つの会社で口座を作っておけば大丈夫です。
注意しておきたいのがジュニアNISAでは、一度口座を開いたら別の金融機関に変更することができないという点です。
証券会社によって手数料も異なりますが、それほど大きな差は無いので条件やサービス内容と照らし合わせて自分に合ったところを見つけて口座を開設しましょう。
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ヤハギチヅル
主婦コラムニスト
あっという間に主婦歴15年、母歴14年。
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